生活

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日本の未来を考える 1

キャリアを考えるうえで日本や世界の未来がどうなっていくか気になりますね。。

 

なぜなら、今後需要が縮小していく仕事を行っても社会に対するインパクトが低く不安を抱えて生きていくことになるからです。誰の言葉かはすっかり忘れましたが、キャリア選択の際、1.やりたいこと、2.やれること、3.求められていることを考えようと唱える人がいましたが、まさにその通りで、わたしはまず求められていること,需要に応えていくことが大事だと考えるわけです。

 

ここでの需要には今目に見えている問題と、目に見えていない問題が含まれます。

目に見えている問題とは世の中にある大半の仕事で、相手が先に求めてきてそれに応えるという仕事です。目に見えていない問題とは相手が気づいていない問題に応える仕事で、社会に大きな変化をもたらす仕事です。前者は現状維持、改善が中心で、後者は創造のプロセスを担うという話なのでどちらが良いというわけではありませんが、成熟した先進国においては改善すべき問題が必然的に減少し、新たな問題を創造していかなければ、衰退していくでしょう。

現に消費者の要求に際限なくこたえていった結果、コンビニは24時間営業し、宅配便は高速で届くようになり、接客においては常に満面の笑みを浮かべるようになりました。現状に対する競争が続くと、さらに過酷な競争に巻き込まれ、いつか閾値に達するわけです。なので人が気づいていない問題に気づけることは大事です。

 

ここで新たな問題を発掘して成長を続けるために、経済産業省の資料を基に未来の世界の在り方を予想してみましょう。さらにのちにはやるであろうトレンド、そして日本の現状を照らし合わせることにより今後生まれうる需要を考えてみます。

なお2030年ごろを基準とします。

・労働代替効果(無人化)

人工知能や、ロボットによる仕事の代替で、必要な労働者の絶対量は減るでしょう。その結果、中間層の縮小が考えられます。企業に蓄えられた資本は新たな労働者ではなく、技術革新に回され、代替不可能な労働者の需要は高まるでしょう。従来の先進国では、製造業の工場労働や、農村から都市への人口移動、そして中間層に対するサービス産業において成長を実現してきましたが、これから発展していく途上国は、多くの低賃金労働力を抱えつつも、その労働力を生かせることができません。結果、失業率拡大し、中間層に対するサービス業は停滞してしまうので、経済成長の重荷につながっていきます。

 

・「差異化」による利益の偏在

社会はグローバル化により均質化が進みます。

国境や言語の壁に分断されていたものがなくなり、「差異」を生み出せるものがすべての利益を総取りするようになっていきます。スマートフォンは低価格であるため、既に発展途上国内でも普及し始めており、世界中の人々がグーグルやアマゾンにアクセスすることができます。世界共通のプラットフォームで普遍的な評価がなされることで、違いを見せられるものに人々が集中します。アメリカではすでにwinner takes allと呼ばれる現象が起きており、1パーセントの富裕層に国富が集中していきます。越境ECと呼ばれるネット市場はこれからも拡大していき、世界中のものが対等な条件で比べられ、選ばれるようになっていくことで、逆に格差は拡大していきます。

 

健康寿命の進展と人口の増大

先進国においては、健康な高齢者の数がさらに増大します。再生医療により、人の組織を根本治療できるようになったり、遺伝子治療が実現しることも考えられます。予防治療という考え方が進み、病気になる前に病気を防ぐ試みを行う風潮も生まれてきており健康寿命はどんどん延びると考えられます。また高収量の農作物の開発や畜産・養殖の効率化で食糧生産も増大していき、爆発的に増えていく発展途上国の人口を支えていくと考えられます。

 

さて、上記3点のような状況が深刻化する中生き残りをかけて新たなトレンドが生まれてきています。また日本には日本特有の状況があり、その状況を踏まえたうえで新しいトレンドにこたえていきます。

次回はテクノロジーと日本のおかれた状況を見ていきたいと思います。